こんにちは!ねこまんま堂(相模支部)です。
昨日は立秋・・その暦どおり、いくらか暑さが和らぎました。
少し涼しくなった夕方の風に乗って、どこからともなく尺八の音色が届きます。
ご近所で尺八を練習されている方がおられて、その風情ある深い音色に、
ひととき心が癒されました。
 
さて、前回の記事で「古書に詳しくなくても古本屋にはなれる」と書きましたが、
それは私の個人的な意見であり、まずは「開業にあたって」のことで、
古書に詳しくなくてもいい、ということではありません。
 
開業前にガチガチに構えて、「自分は詳しくないから・・」と臆し、怯まないで欲しいということです。
一通り勉強してから・・と考えると、じゃぁ、一体何をどのように勉強すればいいの?ということになります。
試験勉強のようなマニュアルがあるワケでもなし、誰かが伝授してくれるワケでもない。。
そんなことをしているうちに、どんどん夢が遠のいて行ってしまうのではないでしょうか。
 
日々の実務から多くの経験をし、失敗し、恥をかき、驚きがあったり、新たな発見があったり・・・
沢山の商品と接し、沢山の顧客と接し、沢山の仲間やライバルと接し・・・
自然と会得していく部分もあると思いますし、「学ぶ」という姿勢さえ失わなければ、開業後にいくらでも古書(自分が扱う商品)に詳しくなるチャンスがあるのです。
また、そうならなければいけないと思います。
 
自分が扱う商品のことをよく知り、知識を得る・・それは、当然のことですし
そうでなければ、顧客との信頼関係も生まれにくいのではないでしょうか。
 
さて
どんな仕事でも同じだと思いますが、新しいビジネスを始める際には
「明確な目的意識を持つ」ということが大切だと思います。
 
どのような目的・目標を持って挑むのか。どのような古本屋になりたいのか。
自分なりのイメージをはっきりさせて、そこから逆算してその目標を達成
するための開業準備を進めていくことが、有効なのではないでしょうか。
 
古本屋になりたいと思ったとき、最低限決めておかなければならないこととして
ざっと以下のテーマが挙げられると思います。
 
【どの様な形態として開業するのか】
店舗型か、無店舗型か、スタッフを置くか、一人でスタートさせるか、
フルタイムでの業務か、空いた時間を利用するのか
 
【扱う商品は、どのようなものにするか】
専門性で勝負するか、ジャンルを特定するか、様々なジャンルを幅広く取り扱うか
 
【扱う商品を、どこから仕入れるか】
業界の市場(古書組合)、ネットなどの仕入れサイト、一般個人等からの買取り、
ネットや一般小売店でのせどり
 
【売り上げ目標はどれくらいに設定するのか】
月間売り上げ・年間売り上げは?
 
皆さん、それぞれの夢や希望があると思います。
その夢や希望を、まずは具体的にイメージしてしましょう。
「~になればいいな」 から 「~としたい・なりたい」 と、思いを変換してみるのです。
 
そして、次にその目標に到達していくには、どのような準備や知識が必要か
ひとつずつ、解決していくことで確実に前進していくのではないかと思います。